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AUひかりと楽天ひかりの比較

この度、AUひかりから楽天ひかりへの乗り換えを行いました。

契約状況

  • AUひかりホーム 1ギガ
  • AUひかり電話
  • 2年縛り(継続)

乗り換えの経緯

AUひかりは自分が覚えている限り障害もなく速度も問題なく非常に安定しておりました。
AUひかりの契約当時はAUの携帯電話を使っていたので、いわゆるスマートバリューの割引対象でした。
しかしながら4年ほど前に携帯電話をAUからMVNOのmineoに変更しました。
この時点で、AUひかりを決定的に使う理由はなくなりました。
NTT系のフレッツ光(SoftBank 光)に乗り換えも検討しましたが工事費や違約金の補填があり実質負担はないものの、その結果縛り条件が大きくなるなどあるのと、月額費用の維持費がそれほど変わらなかったのでAUひかりを使い続けていました。

楽天ひかりの1年間無料キャンペーンがあり、ちょうど楽天モバイルUN-LIMITも契約していたので乗り換えを決断しました。
1年間通信量を無料にできるというのはかなり大きいです。

お知らせ

2022年3月現在、楽天ひかりで新しいキャンペーンが開催されており、楽天モバイルと一緒に申し込むことで、楽天ひかり1年間無料にプラスして、新規の方は工事費が無料、乗り換えの方は10,000円のキャッシュバックが行われます。ここ2年ほどで最大のキャンペーンで期間限定とのことなので、検討されているかたはご注意ください。

キャンペーン概要や条件などはこちらのバナーからご参照ください。

楽天ひかり本当に大丈夫なのか説

楽天と聞くと本当に大丈夫なのか?とサービス品質を心配される方も多いと思います。
自分もそうでした。また現在、家で仕事をしているということもありインターネット環境はまさに生命線とも言えるため念入りに調べました。

結論から言うと、IPv6を利用できる環境の場合は大丈夫なのだと思います。
比較のところで記載しますが、一般利用している限りは速度も問題ないと思われます。

乗り換えの準備

自分のAUひかりの環境ではひかり電話を使っていたので、ルーターが提供されておりました。
ですが楽天ひかりでは通常ルーターは提供されないため、自分で用意するかインターネットに直結する必要があります。
そしてIPv6に対応するため機材の準備が必要なため、心配な方はこの点だけは見ておいていただけると参考になると思います。

IPv6の準備

楽天ひかりは現在IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)を提供しています。
そして楽天はDS-Lite方式のIPv4 over IPv6に対応しているみたいです。
ややこしいのですが、DS-Liteといえばtransixを使って接続するのが一般的らしいのですが、楽天ひかりはxpass(クロスパス)を使って接続します。
なのでルーターがDS-Liteに対応しているといっても一般的にtransixのことらしいので、楽天ひかりで使えるかはわからないという点は注意が必要です。
万全を期す場合は、無難に楽天ひかりで確認が取れているルーターを準備したほうがよいです。

自分はTp-LinkのDeco X20を使っておりDS-Liteに対応しているようなのですが、残念ながら楽天ひかりのIPv6に接続することはできませんでした。
[2021年6月 更新]
残念ながら現時点で楽天ひかりで確認が取れているルーターに記載がないのですが、TP-Linkから販売されているWi-Fi6対応のルーターArcher AX73がおすすめです。
実際に購入して自宅の楽天ひかりでも接続できることを確認しました。
設置方法、接続方法など詳しくはこちらをご参照ください。

工事について

AUひかりから楽天ひかりに乗り換える場合、基本的には新規申し込みになると思います。
AUひかりとNTT系のフレッツ光は互換性がないので、回線の引き込み工事が必要になります。
当然工事費が発生します。残念ながら現状この工事費は減額等ないので月払いで支払うことになります。

ひかり電話の番号引き継ぎについて

AUひかり電話を利用している人は、自分の電話番号が引き継げるか心配だと思います。
自分が調べた感じだとNTTで電話番号を発番した人は問題なく引き継げます。
自分の場合ですが、固定電話を利用していてAUひかり契約時にAUひかり電話を契約しました。今回は引き継げました。
ですが、AUひかり電話で新規番号を発番した場合は引き継ぎできないのではないかと思います。
このあたりは、AUひかりに問い合わせると答えてくれると思います。

開通後の作業

工事が終わって開通し、これで安泰だーと思われる方も多いと思いますが、若干注意が必要な点があります。

IPv6は工事日は使えない

そうなんです。自分が契約したときは自動申込でしたが、実際使えるようになったのは4日後くらいでした。
それまではPPPoE(IPv4)で接続することになります。
なお、自分はAUひかりをすぐに解約しなかったので、楽天ひかりのIPv6が完了するまではAUひかりを使っておりました。
AUひかりの利用料は解約時は日割り計算なので若干コストがかかるかもしれませんが、楽天ひかりでIPv6接続できるまではAUひかりの解約を待つのも良いかもしれません。

楽天ひかりSPUは手動設定

やったー、楽天のSPUに楽天ひかりが加わるー、と思っている方も多いと思います。自分もそうです。
驚くべきことに自分で設定しないとSPUに楽天ひかりが加わらないのです。
そして、この設定画面が非常にややこしいというか、罠なんじゃないかと思うくらいわかりにくいです。
なので自分も設定したからSPUに楽天ひかりが加わったのか、時間経過したから加わったのかわからないです。
この件も合わせて罠とさせてもらっています。
特に楽天市場で買い物をする人は、開通したら忘れずに設定しておきましょう。

設定は楽天ひかりメンバーズステーションから行います。

比較

実際に比較したところ、AUひかりのほうが数字としては高く安定しているという結果になりました。
しかしながら、楽天ひかりも夜の10時付近に計測した限りでは300Mbps以上は数値上は出ているので遅くなったということは体感で全く感じませんでした。
楽天ひかりに切り替えて2週間以上経過しておりますが、自分が感じる限りでは問題ないように思います。

曜日 平均 最小 最大
AUひかり 430 440 490 460 440 450 490 457 430 490
楽天ひかり 320 300 330 330 310 300 310 314 300 330

なおこの間もMMOオンラインゲーム(ファイナルファンタジーXIV)をプレイしておりましたが、こちらも特にネットワークが不安定になるとかプレイに支障はなく、AUひかりと同じようにプレイできました。

結論

個人的には現在AUひかりを使っていて特に不満がなければ楽天ひかりに乗り換える必要はないと思います。月額費で計算しても楽天ひかりがすごい安いというわけでもないからです。
ただ、工事費は別途必要になりますが、1年間通信費を節約できる、楽天SPUを上げることができるという理由で楽天ひかりに乗り換えるのはありだと思います。
速度が心配の方は、比較のところでも記載しましたが若干速度は落ちるものの一般利用で体感できるほど遅くなったと感じることができませんでした。
個人の感想になりますが、特に遅くなったと感じることは今の所ありません。

楽天ひかりは最近eSIMの切り替えも費用負担なしで行えるようになり、お使いの機種が対応(楽天モバイルにも)していればデュアルSIM運用も可能です。
2021年4月7日に1年間無料キャンペーンは終了しましたが、なんとその翌日の4月8日から3ヶ月間無料になるキャンペーンが新たに開催されました。
特集記事もありますので、ぜひご参照ください。
楽天ひかりに申し込む前に、まずは楽天モバイルに申し込むことをおすすめします。


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