先日、WindowsでClaspを実行するためにNode.js環境を整えました。 WindowsでClaspを実行できる環境を構築したので、いよいよClaspを使ってGoogle App Scriptのプロジェクトを作成したいと思います。 もしNode.jsのインストールが完了して ... 続きを見る
ClaspでGoogle App Scriptのプロジェクトを作成する
ClaspはCUIで操作するのでコマンドプロンプトを使って実行するのですが、なかなかに使いにくい。
Windowsはこのターミナル環境がなかなか難しいところがあって、過去に何度か試みているもののそれほど使う機会もなくいつの間に使わなくなっています。
ですが最近のMicrosoftは本当に10年前とは全く別の企業なのではないかと思うくらいに変化しています。
Microsoftが開発しているWindows Terminal(現在はプレビュー)を使ってターミナル環境を整えたいと思います。
目標
やりだしたらきりがないので、今回は以下のことを目標にターミナル環境を構築したいと思います。
- フォントをRictyにする
- 外見をダークテーマっぽい感じにする
- Powerlineを扱えるようにする(できれば)
実はPowerlineはConEmuで以前試みていいところまでいったのですが、微妙にずれたりして結局使わなくなりました。
なので今回もWindows TerminalでPowerlineはできればにしたいと思います。
Windows Terminalのインストール
Windows Storeからインストールします。
現在プレビュー版ですがインストールできるみたいです。
インストールしたら起動します。
デフォルトはPowerShellみたいですね。
何気にタブ機能がついてます。
フォントの変更する
タブの横にある下向きの矢印をクリックするとオプションが表示されるのでSettings
をクリックします。
するとエディタが起動します。
プレビュー版なので設定画面がないのか、そういうものなのかJSONを直接記載するようです。
ファイル名はprofiles.json
になるみたいで保存場所は%USERPROFILE%\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState
となるみたいです。
使いたいフォントをfontFace
に指定します。
PowerShellやcmdなどのコマンドごとに設定できますがデフォルトを指定することもできます。
今回はデフォルトで指定したいと思います。
profiles.defaults.fontFace
に指定します。
なお変更後はWIndows Terminalを再起動せずとも反映されるみたいです。すばらしい。
外見をダークテーマっぽい感じにする
Android等の開発はMacで行っているのですが、最近はターミナルのテーマにDraculaを使うことが多いです。
Draculaは各ターミナルごとにテーマが準備されているのですがWindows Teminalもテーマが準備されておりました。
Dark theme for Windows Terminal
Draculaのインストール方法
ページに書いてある通りなのですがページに書いてあるschemesをprofiles.jsonのschemesに貼り付けます。
その後profiles.defaults.colorScheme
にDracula
を指定します。
関係あるところだけ抜粋しました。
{
"profiles":
{
"defaults":
{
"colorScheme" : "Dracula"
},
},
"schemes": [
{
"name" : "Dracula",
// 略
"brightYellow" : "#FFFFA5"
}
],
}
PowerShellの標準のテーマは非常に見にくいのですが、なかなかいい感じです。
あんまりDracula
感がないですがScriptファイルとかだとかなりいい感じになると思います。
まとめ
今回はWindows Terminalにフォントとテーマの変更と外観の基本的な変更を行いました。 前回Windows Terminalをインストールしました。そのままの状態だと毎日触るのは辛い環境だったのでフォントとテーマを導入して改善しました。 詳細はWindows Terminalでターミナル ... 続きを見る
素のコマンドプロンプトに比べてかなり見やすくなったと思います。
WIndows Terminalは設定ファイルもJsonだしかなり使いやすくなっている感じがします。
Powerlineの導入はWindows TerminalでPowerlineの環境を整えるの記事をご参照ください。
Windows TerminalでPowerlineの環境を整える