IoT・ハードウェア

PhilipsのHueが値段以上の体験をさせてくれた

先日PhilipsのHueを購入しました。
なんというか流石にLED照明に1万以上かけることに抵抗はありましたし家族に話しても「必要性を感じない」と何だか釣れない感じでしたが思い切って買いました。

Hueのセットアップ

Hueのセットアップ自体はそんなに難しいものではないのですが、一つだけ注意したほうがよい点があります。
HueのLED自体は普通のLEDとして使えるのでブリッジを使わなくても今まで通りスイッチのOn / Offでコントロールできます。
例えばスマートフォンとかからLEDをコントロールするためにブリッジが必要になります。

このブリッジはLEDを無線で制御するのですがネットワークに参加させるときにどいうわけかWi-Fiが使えないので有線LANで接続しなければなりません。
自分はWi-Fiで接続するものだろうと思っていたので特に調べずに購入したら有線LANでしか接続できなかったので少し焦りました。
購入する際は設置場所は確認しましょう。

LEDのコントロール

LEDのコントロールは照明のOn / Offはスイッチでもできますがスマホのアプリを使うと明るさを制御できます。
スマホでLEDのOn / Offを制御する場合、スイッチは元栓になりますのでOnの状態にしておく必要があります。
コントロール画面でOn/Offを制御しているので現在の状態が表示されています。
赤外線制御(IR)のようにOn / Offのトグル制御ではないので、非常に正確な操作ができます。

iPhoneでのコントロール画面はこんな感じになります。

全体(ルーム)をコントロールする画面


この画面ではルームごとのOn / Offを制御できますし、全ルームすべてOn / Offを制御できます。

ルームのLEDをコントロールする画面


この画面ではルームに設置してあるLEDごとにOn / Off、明るさを設定できます。
自分はホワイトグラデーションのLEDなので白色光しか設定できませんがシングルランプだったらカラー色も設定できると思います。


この画面ではルームに設置してあるLEDを選択したシーンに設定します。
シーンでは明るさの設定がされていて、各LEDを選択したシーンの明るさに設定してくれます。
デフォルトではくつろぐとか集中するとか幾つかのプリセットが用意されています。
ちなみにくつろぐにすると柔らかい光になって集中するにすると白く明るい光になります。

またアプリからLEDを制御した時のタイムラグはほとんどありません。LEDのOn / Offもパッツンではなく徐々に明るく/暗くなり不自然さを感じません。
買うまで、どうかなーと思っていましたが予想以上に未来を感じました。
以前、赤外線コントロールの仕組みを導入したのですがOn / Offのトグル制御は意図しない動きをすることがあって結局リモコンを使うようになってしまいました。
Hueはブリッジで各LEDの状態を確認できるので本当に正確な操作できます。

ただ改善点(今後に期待)もあります。

口金

現在販売されているHueのLEDは口金がE26のみとなっておりダウンライトなどで使われていることが多いE17にはそのままだと接続することができません。
Hue LEDを取り付ける口金がE26か確認してから購入したほうがよいと思います。
E17のLEDがあると本当にいいのですが、サイズ的に難しいのかもしれません。
ここは今後に大いに期待。

スイッチ押してしまう問題

Hueブリッジで制御できるのはLEDなのでスイッチがOffになっている場合は、Hueで制御することはできません。
自分はまだしも家族がいる場合、家に帰ってきて電気をつけるときはやっぱりスイッチを押してしまうしスイッチを押さずにアプリで制御してほしいというのは理解が得られないことがあると思います。
ただ、Philips Hue ホワイトグラデーション スターターセットにはHue Dimmerスイッチがついているので、これを壁に貼っておく(もしくは打ち付ける)ことである程度の緩和は可能だと思います。
ですが、完全には難しいと思うし時間も必要だと思います。
現実問題、自分は子供がいて子供はスイッチを押したがるので、今のところアプリでOn / Offは制御していません。

まとめ

Hueの設置が完了してアプリで操作した瞬間にHueを買って本当に良かったと思いました。
単にスイッチのOn / Offではなく光の強さを制御できることは予想していた以上に生活を変えるのではないかと思います。
まだ、自分の家庭で使うには運用上の問題もありますが、それでも買って本当に良かったと思っています。
次はAmazon Echoとつなげてみたいと思います。

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