Androidアプリを公開するときFirebaseを使っている方がほとんどだと思うのですが、自分で設定したことがありませんでした。
今回サンプルプロジェクトですが、Firebaseに設定してみました。
プロジェクトを作成
まずアプリを登録するプロジェクトを作成します。
プロジェクト名はあとから変更できますが、プロジェクトIDはあとから変更できないので注意が必要です。
その後、利用規約などが表示されるので随時適当に進めます。
アプリを登録
続いてアプリを登録します。
プラットフォームを選択します。今回はAndroidを選択しました。
登録項目は以下の通りです。
- Android パッケージ名
- アプリのパッケージ名を登録します
- 例:
com.beeete2.android.examples.auth
- アプリのニックネーム (省略可)
- コンソール上で表示されるアプリ名です
- 登録後変更可能
- デバッグ用の署名証明書 SHA-1(省略可)
- 一部のFirebaseサービスを使う場合に必要だがアプリを登録するだけ省略可
- 詳細は別途記載
その後は適当にすすめていきます。
- build.gradleの修正
- app/build.gradleの修正
build.gradleを修正したらGradle Syncしておきます。
手順を最後まで進めるとアプリが正常に登録されたか確認できます。
アプリを起動(エミュレーターでも大丈夫)します。このときにアプリがFirebase等に接続します。
問題なければコンソール上で完了と表示されます。
結構簡単です。
デバッグ用の署名証明書 SHA-1
ここが一番詰まりそうですが、簡単に取得できます。
マニュアルを読むとWindowsではkeytool
で%USERPROFILE%\.android\debug.keystore
のファイルを読むようにあります。
ですがJDK(JRE)をインストールしていないとkeytool
は使えないので困っていたのですがAndroidStudioからGradleタスクを時刻することで表示することができます。
するとコンソールに以下のように表示されます。
抜粋です
[code lang=text]
Variant: debug
Config: debug
Store: C:\Users\YourHomeDirectory\.android\debug.keystore
Alias: AndroidDebugKey
MD5: *******************************
SHA1: ******************************* これを登録する!!!
SHA-256: *******************************
Valid until: 2049年9月6日
[/code]
詳細はこちらの記事をご参照ください。
[Android] Android Studioで簡単なSHA-1発給。