今はWindows10を使っているのですが先日Windows Creators Updateをしたところ、Vagrantの既存のゲストOSが起動しなくなりました。
それほど重要なゲストはなかったのとWindowsの場合VagrantとVirtualBoxの相性問題(特定のバージョンだと一部のゲストOSの挙動がおかしくなる)というのもあったので、思い切ってDocker For Windowsをインストールしました。
Docker For WindowsはHyper-Vを使って動作するので、Hyper-Vが動作しないWindowsだと多分動かないと思います。
自分の環境は以下です。
・Windows 10 Pro
・Version 1703
Docker For Windowsをインストールする前に(重要)
Docker for Windowsをインストールする前に重要な作業があります。
特にVirtualBoxを使っている人は重要です。
Hyper-Vをインストールして有効にしておく必要があります。
一つ重要なことがあってHyper-VとVirtualBoxの共存ができません。
少なくとも自分の環境ではHyper-Vが有効になっているときにVirtualBoxのゲストOSは起動できませんでした。
ちなみにVirtualBoxをアンインストールする必要なないです。
排他使用なのでVirtualBoxを使いたい場合はHyper-Vを無効にして再起動すればVirtualBoxは使えますしゲストが消えるわけでもありません。
長くなりましたが、Hyper-Vをインストールします。
Windows 10 上に Hyper-V をインストールする
インストール完了時に再起動します。
Docker For Windowsをインストールする
目的のDocker For Windowsをインストールします。
1.ダウンロードします。
Install Docker for Windows
3.Dockerを起動します。
タスクトレイ(?)にクジラのアイコンが表示されています。
ちょっと感動。
まとめ
Hyper-VとVirtualBoxの共存ができないのが残念でしたが、コマンドプロンプトからdocker
コマンドが実行できるのは少し感動しました。
あのコマンドプロンプトからdocker
コマンドが動くんですよ・・・。
といってもWindows10のコマンドプロンプトはコピー&ペーストできたりウィンドウサイズが変更できたりと最低限
のことはできます。
SpringBoot使っている人はbootRun時にspring.output.ansi.enabled=always
プロパティを設定しておけばログが色付きで表示されて見やすいですよ。
次はBash On Windows
ですね。